ホクギンマンスリー 表紙絵ギャラリー

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2014年 ホクギンマンスリー 表紙絵ギャラリー

2014年のホクギンマンスリーの表紙は、県内在住のイラストレーター、栗原淳子さんが新潟県内の四季折々の風景をほのぼのとしたタッチで描きます。

《栗原 淳子 氏 プロフィール》

1961年 佐賀県生まれ
京都 嵯峨美術短期大学卒業
結婚し、新潟市(旧亀田町)へ
デザイン事務所に勤務後
現在イラストレーターとして活動中

最近の作品展
2006年 エムスタジオにて個展
2007年 小さな美術館「季」にて個展
2008年 エムスタジオにて
 絵本「さちこのクリスマス」原画展
 東北電力グリーンプラザにて作品展
2009年 エムスタジオにて 蔵織にて
 「新潟弁カルタ」原画展
2013年 エムスタジオにて
 「新潟の四季と子どもたち」原画展(「ホクギンMonthly」表紙絵)
2014年 エムスタジオにて作品展

新潟の四季と子どもたち(2014年)

※表紙の画像をクリックすると拡大します。

2014年11月号

秋色小路の朝

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

学校へと続くその道は
子どもたちの通学路
真っ赤に色づいた木の下を
かさこそ落ち葉を踏みしめて
にぎやかな声が通り過ぎる
秋色小路の朝の風景

2014年10月号

柿もぎ

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

橙に色づく柿の実が 秋空に映える
祖母を手伝い 柿もぎをする
今年は豊作だ
収穫した渋柿は
軒先を彩るのれんのように吊るされ
やがて 子ども達の大好きな 甘い干し柿になる

2014年9月号

秋の日

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

田んぼは黄金に色づき
頭を垂れた稲穂の波が ざわざわとざわめく
あっと指差す子どもの上を
赤とんぼが群れ遊ぶ
まもなく稲刈りが始まる
忙しくもゆたかな季節だ

2014年7月号

夏祭り

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

今日はお宮の夏祭り
金魚のゆかたに
赤い鼻緒のげたはいて
はやる気持ちで
夜店の花道をくぐる

裸電球に照らし出される
色とりどりのおもちゃと行きかう人々
幼い頃の
心おどる思い出

2014年6月号

雨上がりの庭

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

雨上がりの庭に日が差してきた
草木はきらきらと輝き
ふんわりと土のにおいがする
あちらこちらにできた水溜りに
元気な子ども達の姿が映る
鮮やかさを増したあじさいの葉っぱの上で
でんでん虫も嬉しそう

2014年5月号

駄菓子屋

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

小路の奥にある おばちゃんの駄菓子屋
学校がはけると
待ち合わせをするでもなく
子どもたちが集まってくる
十円玉をにぎりしめ 真剣に品定めをする
お店の中はまるで宝箱のように思えた
わくわくがつまっていた

2014年4月号

かくれんぼ

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

日ざしはいっそう柔らかくなり
野山は 春色に染まっている
「もういいかい」
「まあだだよ」
あちらから こちらから
子どもたちの元気な声が聞こえる
そして 鬼に見つからないように
息をつめてかくれる

2014年3月号

まんさくの花

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

冬の名残の里山に
まんさくの花が咲いた
鮮やかな黄色の花が
無彩色の風景に 色を添える
細長く可愛い花びらのむこうで
おかっぱ頭がゆれている
また 春が巡ってくる

2014年2月号

母の角巻

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

重い雲が 空をおおい
音もなく 雪が降り積もる
白い雪の中を
鮮やかな とき色をした
母の角巻に包まれ歩く
そこだけは とても暖かく
母のにおいがした

2014年1月号

雪晴れの日

イラスト 栗原 淳子 Kurihara Junko

雪はどんどん降り積もり
野山も家も
白く閉ざされる日々が続く
今日は久しぶりの雪晴れの日
集落のあちらこちらで
子ども達の元気な声がこだまする
顔を火照らせ
手足の指を真っ赤にして
日がな一日 遊びまわるのだ

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